任天堂がニンテンドーDSのタッチスクリーンのデザインについて、特許侵害で訴えられた。
訴えたのはアメリカ、イリノイ州のJohn R. Martin氏。
彼の登録した特許は
An electronic game device system [which] is switchable between an amusement mode and a gaming or gambling mode and is useful for vehicles such as airplanes or boats which move geographically from jurisdictions where gambling is legal to jurisdictions where it is not…
An improved method of operating a touch screen on a CRT or ICD computer screen uses finger release as input registering… Mounting arrangements for mounting computer screens or monitors are also disclosed…
簡単に言うと
「アミューズメントモード・ゲームモード・ギャンブルモードにスイッチできるゲーム機で、設置例として車や飛行機、ボートなどに搭載できる」「このゲーム機は主にタッチスクリーンのタップでインプット・操作する」
などなど。
まぁ、ニンテンドーDSのタッチスクリーンがこの特許を侵害しているとの訴えである。
マーティン氏が特許取得の際に提出していた商品図例は下記の物である
ウワァーオ。全く似てない。
突っ込みどころ満載なのだが
まぁ、デザインの似ている似てないはこの特許はコンセプトを訴えているので・・まぁ置いておこう。
さて、マーティン氏がこの特許を登録したのは2005年の8月
ニンテンドーDSの販売開始が2004年11月
ねぇ、マーティンさん。あなたの特許の登録日、任天堂の発売日より後なんですが・・・。
ちなみに、マーティンさん、「Apple社も私の持っている特許を侵害している」ということで
近々訴える予定があるそうだ。彼がクレームしている特許侵害はiPodに搭載されている
タッチセンシティブのスクロールパッド(あのスクロールホイール)
ちなみに任天堂社は彼の訴えを門前払い。
ソース
ars technica:
Patent infringement lawsuit targets Nintendo DS touch screen
Game Politics:
Nintendo Faces Patent Lawsuit, Apparently Over DS Touch Screen