iPhone 5のSIMカードのサイズはNano SIMになりましたが、やはりiPhone 4やそのほかのmicro SIM端末でもNano SIMをどうしても使いたいという方がいらっしゃると思います。
買物隊テクニカルもその一人です。
買物隊テクニカルで行っているiPhone 5のNano SIMをiPhone 4Sで使う方法を書いてみます。
Nano SIM -> SIM / micro SIM アダプター
落ちないツメ付 SIMアダプタ セット おまけ付 (ナノSIM / マイクロSIMから通常SIMへ)
(追記:iPhone 4/4S用Nano SIMトレ – これでもうナノSIMアダプターいらずを取り扱い中です。)
基本は以前書いたSIMスロットを壊さないでMicro SIMカードアダプタを使う方法とほぼ同じです。
Nano SIMは小さいため、アダプタをつけていてもiPhone 4Sのトレーの端子部の部分に落ちてしまう可能性があります。Nano SIMがアダプタから落ちてしまうとSIMスロットが出てこなくなり、破損の原因になります。
Nano SIMカードをiPhone 4Sで安心して使うにはNano SIMカードをアダプタにきっちり固定する必要があります。

現時点でNano SIM から Micro SIMカードにするアダプタは2種類あります。
一種類目 – 底面があるタイプ

このタイプは一応Nano SIMをはめるだけで使えるようにはなっていますが、NanoSIMカードが固定されているわけではないため、ちょっと心配です。

Nano SIMカードをこのアダプタに固定するには両面テープ、または接着剤が必要です。
ただ、両面テープを使うと厚みの増加 / 接着剤を使うとはずせなくなる
という欠点があります。

二種類目 – 底面が無いタイプ
買物隊テクニカルではこっちのタイプを加工して使っています。
Nano SIM -> SIM / micro SIM アダプター

まず、Nano SIMカードとmicro SIMアダプタをセロハンテープで挟みます。これでNano SIMはアダプタから落ちません。

余分な部分を切り取ります。

SIMスロット進行方向のフレームを切り取ります。端末側のSIMスロットの破損回避のためです。


余分なフレームが切り終わりました。


このままでは通電しませんので、端子部のセロテープを切り出します。
SIMは切らないようにセロテープをなでで切り取り線をつける感じです。
端末のSIMスロットの通電ピンが通る部分のセロテープは全部とってしまいます。
注意:端末のSIMスロットの通電ピンにセロテープの切れ端が引っかかるとSIMスロット破損させてしまう恐れがありますのでご注意ください。

そのまま余分なセロテープを取ってしまいます。端子には傷をつけないように気をつけてセロテープのみはがします。

これで出来上がりです。落としてもNano SIMカードがMicro SIMアダプタから落ちることはありません。

ただ、過信は禁物です。加工したmicro SIMを使うときは細心の注意を払ってお使いください。
Nano SIM -> SIM / micro SIM アダプター
落ちないツメ付 SIMアダプタ セット おまけ付 (ナノSIM / マイクロSIMから通常SIMへ)
iPhone 4/4S用Nano SIMトレ – これでもうナノSIMアダプターいらず
 
                                       
                                                        
                         
                                       
                                                        
                         
                                       
                                                        
                         
                                       
                                                        
                         
                                       
                                                        
                         
                        
                         
                        
                         
                        
                         
                        
                         
                        
                         
                        
                         
                        
                         
                        
                         
                        
                        