先ほどのフォトレポートでは、購入前の人たちを中心にまとめてみました。
このフォトレポートでは購入後の人たちにフォーカスを当ててみます。
Appleストアの2階、レジの付近です。
手前のテーブル及び右後ろのカウンターは通常ジーニアスバーになっていますが今日は臨時のレジになっています。
ひとつのテーブルに二人~三人のお客さんがついています。
本日購入できるのは、一人5台まで。すべての人が5台ずつ購入しているようです。
テーブルの上をよく見てみます。
左が購入者、右がスタッフ。ほとんどすべての人がクレジットカードではなく現金で購入しています。
テーブルの真ん中に見えるのはお札カウンターです。一人、約25万円~34万円の現金支払い。 (列に並んでいる人たちの合計は約1250人)
2階のAppleストアの裏へiPhone 4Sと思われる荷物を運んでいっています。(人ごみの中をすごい勢いで通っていったので撮影が間に合いませんでした。)
変わりに空のケージがいくつも出てきます。
さて、ここまでが前置き。ようやく本番。半分裏の世界です。
2階レジの隣にある出口です。人がたまっています。無事購入できて喜んでいますが、それだけではありません。
前のレポートで紹介した「野次馬」の人たちですが、この人たちのほとんどはバイヤーです。
バイヤーに警察が職務質問中。赤い袋の中はすべてiPhone 4Sです。小型のスーツケースより大きい袋ですね。これは何人もの並び屋を使って入手した人です。ハデに集めていたのでメディアがインタビューに殺到。その人の塊に反応して付近に待機している警察が来ました。
こちらのバイヤーは、自分たちで並んで入手した人たち。白い袋ひとつにiPhone が5個入っています。
ぶれてうまく取れていませんが、ここで現金のやり取り中です。
Appleストアの中よりもさらに多くのお札がAppleストアのすぐ外でやり取りされています。
プロのバイヤー以外に素人の方もたくさんいました。購入者に直接アタックし、金額交渉しています。
7時から9時の間に、IFCモールの外の列は200人に、中の列も400人ほどになっていました。
1時間に200人ほどのハイペースで販売が行われていたようです。
香港中のテレビ局も集まっていました。
次のレポートでAppleストア以外の状況を紹介します。