中国(本土)で Facebook や Twitter 等のSNSを使う場合には、現地のSIMカードではなくローミングのSIMカードを使う必要があります。
もちろん日本のキャリアのSIMでも海外ローミング可能ですが(海外パケホーダイとかのアレです)、1~2日の滞在ならともかく少し割高。
そのため、ローミング可能なプリペイドSIMの中でもローミング料金が割安な香港キャリア発行のSIMカードは人気があります。
今まで TD-LTE を使えるなら中国移動香港、ただし3G は TD-SCDMA (中国国内)なので、これに対応していない端末だと LTE圏外だと 2Gになるというデメリットがありました。
対する中国聯通香港は通常の契約SIMは中国国内での4G通信に対応していましたが、プリペイドSIMにはなかなか導入されてきませんでした。
(むしろ csl. のプリペイドSIMを中国でローミングしたときに中国聯通の4Gを掴むのを確認したのが約1年前ですので、結構待たされた感)
ですが!
満を持して登場しました。
中国はB3、香港はB1/B3/B7。非4GエリアはW-CDMA 2100MHzが利用可能です。
(1) データ通信のみ
>>[中国聯通香港]4G 中国31省&香港7日間/2GB/Data通信専用プリペイドSIMカード
従来の 中国聯通香港]中国31省&香港7日間/1GB/Data通信専用プリペイドSIMカード の置き換え版になります。
置き換え版というか定価据え置きで 7日/2GB になっているので実質アップグレード。
(2) 4Gデータ通信+通話
中国聯通香港のデータ+通話SIMなので「跨境王 / Cross Border King」の名称となっていますが、従来の [中国聯通香港]跨境王加強版/中国香港デュアルナンバープリペイド とは内容がかなり異なりますので、仕様には要注意。
4Gデータ通信可能な新SIMは、従来の跨境王とは主に以下の点で違います。
– 香港の電話番号のみ(中国の電話番号はありません)
– 香港・中国で通話し放題でもない
– データパッケージの適用範囲は中国・香港のみ(マカオ・台湾・日本は従量制/1日ごとの通信料上限キャップあり)