最近多くのハウジングの交換・キーパッドの交換を頼まれ、何回もE61のハウジング交換を行っています。買物隊ではどういう風に外しているのか、書いてみます。
初めのうちはこの部分に薄いものを差し込んでこじ開けていました。
ただ、こうすると気をつけなければフレームに傷がついてしまいます。もっと少ない力で傷を付けずに出来ないものかとまずケースを見てみると
上に二つ、下に3つツメがあります
上の二つはここにひっかかり、
下の3つはここに引っかかります。
上のパーツが取り付けるとここにツメが引っかかるようになり、バッテリスペースから見えます
この部分のツメを何かで押してあげれば力を入れずにつめが一つ浮きます。
買物隊工作員の工具箱の中から、ちょうど良い工具を取り、ツメを押します。小型のマイナスドライバーだと滑りますが、先っぽが曲がった工具を使うとちょうどよく押せます。
一番左のツメを外し、閉じないように手ごろなものを隙間に入れます。
二つ開いた状態でひねりながら持ち上げると手前が外れます。
手前が外れた状態で矢印方向へ押しながら持ち上げます。
上を手前にして、このような感じで持ちます。
指で感触確かめながらグッと押すとこんな感じで
取れます。
個体差によって外れにくいものもあります。あせらず力を入れすぎずにというのがコツかもしれません。やってはいけないのは力を入れすぎる事。ツメさえ外れれば力を入れなくても取れるものです。力を入れすぎるとツメが折れ（ると思い）ます。
あとはT6の螺子回し
まぁ、でも分解は自分にあったやり方で行うのがベストです。傷つくも傷付かないも、壊れるも壊れないも結局は自分の腕次第。上記はあくまで参考という事でマネはしないでください。
使った工具はこれです。
