そーす IPhone Software Sales Take Off: Apple’s Jobs By NICK WINGFIELD
アメリカのウォールストリートジャーナル(The Wall Street Journal)の記事です。Apple本社での会見でSteve Jobsが言ったところによると、多くのApp Store上のアプリケーションが無料なのにかかわらず、1日の売り上げが約100万ドル、一ヶ月約3000万ドルの売り上げを上げているとのこと。さらに売り上げの傾向として現在も上昇中だとか。
Jobsいわく『I’ve never seen anything like this in my career for software(こんな状況、私がソフトウェア業界に入ってから見たことない)』だそうで、本人も驚いている様子。
ちなみに利益配分は、開発者に売り上げの7割、Appleが3割となっている。ちなみにapple側の3割はクレジットカード手数料やその他Web運営費に当てられている(という名目)
Jobs曰く『Phone differentiation used to be about radios and antennas and things like that,(携帯電話の進化というのは今まで通信速度や電波受信感度などの物理的なものだった、』『We think, going forward, the phone of the future will be differentiated by software.(でもこれからはソフトウェアが携帯電話に進化をもたらす。)』
すなわち、もうどれだけ携帯電話の通信速度が早くなってもユーザー個人が『使いやすい・使いたい』機能・携帯電話とはならないと。自分が使いたい機能は自分で追加して使いやすいようにセットアップしてくれと。
携帯電話のメーカーが携帯電話の機能をどれだけ考えても限度がある。それならいろいろなアプリをたくさん用意して自分ですきなのを選んで使ってくれと、そういうことですね(とかってに解釈)
ちなみにあのセガもApp Storeでゲームを販売中。
『スーパーモンキーボール』を9.99米ドルで売り出した所、20日間で30万件売れたとのこと。売り上げにして30万x9.99ドルで299万7000ドル、日本円にして約3.3億円(12日のレート)。7割の約2.31億円がセガに入ったと。
関係者、笑いが止まらないのでは。こういう実績ができたということは次もどんどん出てきそうですね。さぁ、これからWMやGoogleはどうやって対抗してくるのでしょう。
任天堂DSとかソニーのPSPに携帯電話機能とネット機能をつけたらどうなるでしょうね。*笑*