去年まで予約しないと買えないにも関わらず iPhone 発売日の数日前から行列が出来ていた(※ただし大半がお金で雇われた並び屋)香港ですが、予約してないといくら並んでいても買えないということをようやく転売業者も学習したらしく、今回は発売日前にアップルストア周辺で並んでいる人はいなかったようです。
こちらは iPhone6s 発売日前日のアップルストア(銅鑼湾 / コーズウェイベイ)の様子
店内に行列ができてますが、これは通常の状態です(平日なのでこれでも土日よりはマシ)
で、翌日(iPhone6s 発売当日)……
朝から香港のメディアは(ある意味)盛り上がっていました。
「予約した自分用のiPhone6sをアップルストアに朝イチで受け取りにきたら、超スムーズ。30分で受け取りが終わったよ!」
「iPhone6s / 6s plus の買い取り価格が安い! 苦労して予約した転売ヤーざまぁ」
「(いつもはアップルストアや電機店の外で待ち構えている)買い取りオッチャン/オバチャンの数が減ってる!」
「つか、ローズゴールド以外は色や容量によっては買い取りしてないところもあるじゃん」
……といった感じ。(かなり意訳が入っています)
実際「拒収(買い取り不可)や、定価の400香港ドル(約6000円)増しでの買い取り」などと記載されている買取価格表や、定価より安くしか買い取らないという店舗も見かけました。iPhone6 plus 128GB ローズゴールドでも1400~1500香港ドル(約22000~23000円)定価より上乗せした価格で買い取っているようです。
去年の発売直後は iPhone6 plus で定価に5000香港ドル程度上乗せした価格で買い取られていていましたから、転売での利益を狙っていた人にとって期待外れだったと言えるでしょう。
これはおそらく隣の中国での iPhone6s 発売日が同日であった影響が大きいと推察されます。
そんなわけで、先達廣場(携帯電話やスマートフォンなどを売る店が多い電脳ビル)周辺での転売価格も、定価に数百ドル程度上乗せされた価格となっている店が多いようです(ローズゴールド以外)
……とここまで、何度か「ローズゴールド」と書いていますが、6s で追加された新色「ローズゴールド」だけは人気で、他の色よりも高値で取引されています。かわいらしい色なので持つ人を選ぶ色のように思えるのですが、6 と 6s で見た目的に顕著な差違が無いので「6s 買ったんだZE!」と無言で見せびらかすためにはローズゴールドしか選択肢がないからでしょうか。でもなぁ……。
そんなぼやきはさておき、先達廣場内はさすがにそこそこ賑わっていました。
そして(さすがに)先達廣場の外には買取屋さんが並んでました。
他にもいろいろ写真があったのですが、ちょっと怖い感じのオニーチャンやオッチャンがいたので掲載自粛
MATENRO-HKではアップルストア香港で通販したiPhone を日本の住所に転送する 香港版iPhone/iPad購入お手伝い のサービスを実施しています。
予想よりも iPhone6s / 6s Plus の流通価格が落ち着きそうですので、近日中に香港版 iPhone6s / 6s plus の即納版(通常の商品と同じく、香港で流通している iPhone6s / 6s plus を当店が調達、お客様へ商品として販売)を実施するべく準備をはじめています。
定価よりは高くなりますが、アップルストア香港で予約するよりは早い時期に入手可能となります。