3月18日から19日にかけて行われていた香港LTE周波数帯の競売、周波数オークションが開催され周波数が割り当てられました。
今回オークションに掛けられたのは5バンド50MHz分です。
結果は下記の通りです。
The Office of the Communications Authority
バンド1
Genius Brand Limited社 (香港3 と PCCWの合弁会社)
周波数帯 A1 (Frequency Band A1)
(2515MHz~2520MHz 及び 2635MHz – 2640MHz)
落札価格290,000,000香港ドル (約 35億5千万円)
バンド2
SmarTone Mobile
周波数帯 A2 (Frequency Band A2)
(2520MHz~2525MHz 及び 2640MHz~2645MHz)
落札価格330,000,000香港ドル (約 40億円)
バンド3
SmarTone Mobile
周波数帯 A3 (Frequency Band A3)
(2525MHz~2530MHz 及び 2645MHz~2650MHz)
落札価格310,000,000香港ドル (約 38億円)
バンド4
China Mobile Hong Kong Company Limited (People)
周波数帯 A4 (Frequency Band A4)
(2530MHz~2535MHz 及び 2650MHz~2655MHz)
落札価格300,000,000香港ドル (約 36億7千万円)
バンド5
CSL Limited
周波数帯 A5 (Frequency Band A5)
(2535MHz~2540MHz 及び 2655MHz~2660MHz)
落札価格310,000,000香港ドル (約 38億円)
となっています。
この競売にChina Unicom (Hong Kong) Operations Limited (China Unicom)も参加していましたが、競り負けました。
結果、今まで割り当てられたLTE周波数を合わせると現在の割り当てはこうなりました。
今回のオークションで2つのバンドを取得したSmartoneは前回のオークションで2600MHz帯取得をあきらめていましたが、今回1800MHz帯の使用量が一杯になってきたため2600MHz帯取得に相当力を入れていたようです。実際には1800MHz帯をメインに使用し、2600MHz帯をサブに設置するようです。
これから香港でますますLTEが使いやすくなりそうです。